ボランティア医療従事者による被災者向けメール医療相談
2011.06.02
難病ネットより【情報提供】

ボランティアの医師や薬剤師などが「ボランティア医療従事者による被災者向けメール医療相談」を開設しています。
群馬県立小児医療センター神経内科 椎原隆部長などのグループは、被災者向けメール医療相談窓口を開設しました。
アドレスはinfo@311er.jpです。
ご利用ください。

*詳しくはファイルをダウンロードしてご覧ください。

      NPO難病のこども支援全国ネットワーク
静岡支部総会のご案内
2011.05.30
日 時:平成23年6月19日(日)
   10:00(受付)〜15:30
場 所:静岡大学教育学部附属特別支援学校
    ゆうゆう館(静岡市葵区大岩)

※一昨年、昨年と 加藤先生、長谷川先生の
ペアトレを行いましたので、今年は久しぶり
に懇親会中心で行います。
皆様にお会いするのを楽しみにしています。

         静岡支部長 木村

中国瀬戸内支部「キッズの会」を行います
2011.05.29
以下の日程でキッズ親子の集りを行います。

日 時:7月3日(日)午前10時より午後4時

場 所:広島市二葉公民館

*今回は小学校入学をひかえての体験談発表を予定しています。
      支部長 菊池
東京支部総会のお知らせ
2011.05.24
東京支部総会を下記の日程で行います。


日 時:平成23年6月26日(日) 13:00〜17:00  
場 所:練馬区光が丘区民センター 6F和室

今回は先輩お母さんからの子育て経験談、また社会に出て活躍しているご本人から近況についてお話をお伺いします。
皆さんのご参加をお待ちしています。

             東京支部長 上田

第一回北関東支部総会と交流会を開催します
2011.05.21
日 時:6月25日(土)13:00〜17:00
場 所:とちぎ男女共同参画センター パルティ(宇都宮市)
   
http://www.parti.jp/

支部総会としては第一回目の開催となります。
是非一人でも多くの会員さんの参加をお待ちしております。

            支部長 林
「PWSフォーラム in 新潟」が開催されます
2011.05.20
ファイザー主催のフォーラムが下記の日程で開催されます。

日 時:7月9日(土)14:00〜16:00(13:30受付開始)

場 所: 新潟ユニゾンプラザ5F 中研修室(和室の用意あり)

プログラム

14:00〜

司会:新潟県はまぐみ療育センター センター長 東條 恵先生

演題:「プラダー・ウィリー症候群 〜最近の話題(仮題)」

演者:獨協医科大学越谷病院小児科教授 永井敏郎先生

参加を希望される方は、7月5日(火)までに

info@pwstakenoko.org
まで申し込み先をお問い合わせください。
新潟支部交流会のお知らせ
2011.05.20
以下の日程で交流会を行いますので一人でも多くの方のご参加お待ちしています。

日 時:5月22日(日)午後1時〜
場 所:亀田ふれあいプラザ2F 

       新潟支部長 山崎
シンポジウムのお知らせ
2011.05.11
難病ネットより、大阪弁護士会が「医療を受ける子どもの権利」をテーマでシンポジウムを開催するとのお知らせをいただきました。
入場無料・事前申し込み不要ということなので、各自でご参加ください。

日 時:5月21日(土)13:00受付開始
場 所:大阪弁護士会館2階ホール

詳細はチラシをご覧ください
6月4日名古屋での講演会の演題が決まりました
2011.05.02
先にお知らせしたように、6月4日(土)に名古屋「安保ホール」で開催されます講演会(ファイザー主催)の演題が本決まりとなりました。

永井先生:「プラダー・ウィリー症候群 最新の話題」
川上先生:「側弯症について」

なお、側弯についての質問があれば、事前に受け付けます。
専門家にお聞きしたいことがあれば
info@pwstakenoko.org
までメールで質問内容をお送りください。

すべてに回答いただけるかはお約束できませんが、回答のあったものについては返信をさせていただきます。

担当 西東海支部
第10回北陸支部の総会と交流会を開催します
2011.05.01
日時: 平成23年6月12日(日) 10時30分〜16時
場所: 石川県石川郡野々市町
    野々市町役場内 情報交流館「カメリア」
   
石川県白山市にある「ふれあい昆虫館」の見学と
昨年から竹の子の会にご協力いただける事になりました金沢医科大学病院小児科の伊藤順庸先生をお招きしての勉強会を予定しています。 

本の紹介
2011.04.22

この度『産んでくれてありがとう』という本が発売されました。

難病ネット(難病こども支援全国ネットワーク)から依頼され東京支部会員の津浦さんに取材を引き受けていただきました。
これを機会に「PWSの行動の問題など、理解や解決の糸口になってくれれば」という思いが込められています。

PWSだけでなく、いろいろなお子さんの事が紹介されていますので、是非ご覧いただき参考にしていただければ幸いです。

『産んでくれてありがとう』
2011年4月7日発行
監修 認定NPO法人 難病こども支援全国ネットワーク
発行所 株式会社 経済界
定価 1200円+税
竹の子の会の仲間の嬉しいニュース
2011.04.20

平成23年度西東海支部総会と講演会のお知らせ
2011.04.16
日時: 平成23年6月4日(土)
    午後1時〜2時30分(受付12時30分より)
場所: 安保ホール(あぼうホール)501号室(名古屋駅より2分) 

なお、支部総会終了後、同会場で「なごやかこどもクリニック」の上條先生により竹の子の会西東海会員向けに講演会(ファイザー主催)を企画していただけました。
今回は、会員の関心の強い「側弯」について、川上先生のご講演と永井先生によるPWSのご講演という貴重な機会となりました。
万障繰り合わせてご参加ください。(詳細は以下をご覧ください)
          
西東海支部の方は参加申込、委任状を5月20日までに芳賀までお願いします。
西東海以外の支部の方で講演会に参加を希望される方はinfo@pwstakenoko.orgまたは各支部長までご連絡下さい。
人数の都合で会員限定とさせていただきます。

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講演会名称:プラダウィリー症候群講演会

日時:平成23年6月4日(土)
場所:安保ホール(あぼうホール)
〒450−0002名古屋市中村区名駅3−15−9 TEL:052−561−9831
会場:501号室(講演会場)・406号室(講師控室)・702号室(フリースペース)

座長:なごやかこどもクリニック 院長 上條 隆司先生 

◎特別講演1
15:00〜16:30(質疑応答を含む)
「プラダウィリー症候群 最新の話題」(仮題)
獨協医科大学越谷病院小児科
教授 永井 敏郎先生

◎特別講演2
16:45〜17:45(質疑応答を含む)
「側わん症について」(仮題)
国家公務員共済組合連合会 名城病院整形外科/脊椎脊髄センター
部長 川上 紀明先生


「放射線相談」のお知らせ
2011.04.04
難病ネットより以下のようにお知らがありました。

妊娠中や乳幼児のご両親を対象とした放射線の影響に関する電話相談開設のお知らせ

福島第一原発事故にともなう放射線の影響について、さまざまな情報や憶測が流れており、多くの人々が不安の日々を過ごしています。難病のこども支援全国ネットワークでは、元原子力安全研究協会研究委員の黒木良和先生(川崎医療福祉大学客員教授)による、妊娠中あるいは乳幼児のご両親を対象とした放射線の影響に関する医師による期間限定の電話相談を開設します。どうぞご利用下さい。

[相談日] 毎週水曜日 午後2時〜午後5時
[電 話] 03−5840−5973
[相談料] 無料
[期 間] 4月13日(水)から6月29日(水)までの毎週水曜日。
      ※6月8日(水)のみ6月9日(木)となります。
[相談員] 黒木良和(川崎医療福祉大学客員教授・元神奈川県立こども医療センター所長)

JPA震災情報(第14報)
2011.03.26
□JPA震災情報(第14報)--------------------------2011.3.25-*

 今朝、事務局に1本の悲痛な電話が入りました。
 「さいたまアリーナに避難してきている福島からの人たちのなかに、
透析の患者さんが多くいるが、透析をする医療機関の確保が間に合って
いない。患者さんは、毛布1枚でころがされている状況で、とても環境
が悪い。東京都内のホテルなどもっと環境のいいところに移ろうと思っ
ても、移動する手段がない。手っ取り早いのはタクシーだが、タクシー
代の負担は大変。せめて避難者の移送や医療機関への通院費用は、こん
なときだから患者負担がないような措置をとってもらえるよう、国に要
請してほしい」と。
 東京や埼玉の腎友会、全腎協なども患者の移送については国や自治体
との連携のもと奔走してきていますが、移送のための交通費については、
未だ有効な手を打てていないとのことです。厚生労働省疾病対策課に聞
くと、現行の災害救助法により被災者が避難している避難所のある自治
体の判断で出すことはできるとのことです。しかし、これだけの災害に
なれば、もちろん即、命にかかわるALSや人工透析患者は最優先での
対応が必要ですが、他にも慢性疾患や難病患者、今度の災害で傷害を負
ったり感染症などで医療機関での緊急対応や、より状態が改善できる避
難所に移らないといけないケースはたくさん出てくることは目に見えて
います。
 自治体での判断だけでは限界があります。政府は近く特別立法を準備
中とのことですが、そのなかではぜひこういった問題も国として対応で
きるようにすることが必要です。障害者や難病、慢性疾患患者への対応
は、けっして特別なものではなく被災者すべての人たちの問題であり、
ひいては被災地以外の国民全体の問題です。
 私たちは震災前から、難病問題、慢性疾患の問題が、国内の特別な人
たちの問題ではなく、誰もがいつ関係するかわからない問題としてとら
えること、難病対策、障害者対策を拡充することが、日本の福祉、医療
の水準を底上げすることであり、私たちの患者運動、障害者運動はそう
いう社会的な意義のある運動であると主張してきましたが、そのことが
この震災対策のなかでも浮き彫りになってきたように思います。(水谷)

○以下、青森在住の久保田理事からのメールを紹介します。久保田さん
は全国心臓病の子どもを守る会所属で、青森県支部長をしています。
----------------
昨日、青森県の先天性心疾患専門医に、他県より被災者が保険証を持た
ず、紹介状・カルテ無く、自分(子ども)が服用している薬が解らない
状態で受診できるか問い合わせたところ、早速県内の医師間のネットワ
ークで、青森市、弘前市、八戸市で計5病院が受け入れてくれる手はず
を取ってくれました。特に、弘前の医師は弘前に避難してきた子どもは
全部自分に任せろと言ってくれました。厚労省の通達を読む間もない医
師達が独自で動いてくれています。(保険証の件は3月11日に厚労省の
通達が出ていますが現場の医師は読んでいる時間もありません)
又、避難者のための避難先を県、自治体が無償で提供する受入れ体制も
増えつつあります。折角助かった命を救うためには、現地での実態把握
とともに対策をとるよう、政府に強く訴えたいです。政府の動きは後手
後手になっています。私の住む三沢も被災地です。津波で壊滅的な被害
を受けた地区、港にはボランティアとともに米軍もボランティアとして
自ずから積極的に復興に向けた支援活動を行っています。(人員、物資、
重機、燃料)。果たして政府は被災地に自ら入り込んでいるのか?疑問
に感じています。
今週水曜日に社用で東京へ行きました。羽田空港は薄暗く、寒くて人も
少なく電車も人がまばらで、どこに行ってももの悲しさを覚えました。
現地の復興とともに、日本の経済が活気を取り戻せるよう、まずは東京
が元気にならなければと感じました。
幹事会、総会、是非東京で開催して活気付けましょう。

*JPAは、4月2日〜3日の2日間、東京都内で理事会を開催。また
現時点では、当初予定どおり、5月29日(日)に第7回総会、翌30
日(月)に国会請願行動を行うこととし、総会前日の28日(土)に、
第11回幹事会を、いずれも東京で開催することにしています。


【糸山泰人先生(全国難病センター研究会会長)からのメッセージ紹介】
○野原副代表より、全国難病センター研究会会長で、国立精神・神経セ
ンター病院長の糸山先生から、次のようなメールが入りましたとの連絡
がありましたので紹介します。
----- Original Message -----
野原正平様
大震災と原発問題の実に国難に皆直面しています。
難病患者さんへの支援、様々行われていますが、最も深刻で苦しい対応
に頑張っている例は、東北大学の青木正志先生達の活動に見られます。
宮城の今井先生方の人工呼吸につながれた患者さん達の救援に日本神経
学会や国立病院機構の病院や先生が受け入れ施設や派遣医療人のリスト
を作成して難病医療に協力しています。
薬の供給に関しては各学会が活動している情報があります。
糸山泰人 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター病院長


【報道記事から】
○被災者支援へ厚労省、厚生年金保険料免除を検討
(日本経済新聞2011年3月25日付朝刊)
 厚生労働省は東日本大震災で被災した事業者と雇用者について、
厚生年金保険料を免除する検討に入った。
 免除には法改正による特例を設ける必要がある。同省は政府全体
で被災者支援法をとりまとめる時に、特例法を盛り込む方針。地震
で被害を受けた人や企業を支援するのが狙いだ。
 自営業者やパート労働者が加入する国民年金では、すでに被災者
の保険料を免除している。一方、会社で働く人が入る厚生年金は災
害による免除制度を設けていない。
 だが1995年の阪神大震災は被害が大きかったため、被災者向
けに保険料の免除制度を設けた。厚労省は東日本大震災が95年の
被害を超えると判断、再び特例を設ける必要があるとみている。
 特例の対象には岩手、宮城、福島県などで災害救助法が適用され
た地域を想定。勤務先が被災して事業が成り立たず、支払える給与
が著しく落ち込んでいる企業とその従業員が免除の対象になる。
 また、阪神大震災の時の特例では、年金保険料の免除期間は保険
料を支払ったものとみなしていた。今回も同様の扱いにするかは今
後詰める。
 すでに厚労省は被災地に対し、厚生年金保険料の納付延長を始め
ている。厚生年金と協会けんぽの健康保険について、被災した事業
所の場合、災害による混乱が終わってから保険料の納付を求める。
 対象となる地域は青森、岩手、宮城、福島、茨城の5県。対象事
業者は11万になる見込みだ。預金口座からの引き落としも中止し
た。
 自営業者やパートで働く人が入る国民年金では、申請手続きがあ
れば保険料(月1万5100円)の支払いを免除する。住宅や家財
などをおおむね2分の1以上失った人が対象で、7月末までに全国
の年金事務所で手続きする必要がある。

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○難病患者ら診察、指定病院以外も−停電で厚労省通知
(毎日新聞2011年3月25日付朝刊)
 厚生労働省は24日、東京電力や東北電力による計画停電を巡り、
難病や人工透析の患者らが自己負担を助成されている指定の医療機
関を受診できない場合があることから、別の病院でも受診できるよ
うにする措置を都道府県に通知した。
 厚労省によると、国や自治体が医療費を助成している難病患者は
約68万人。通常は「特定疾患医療受給者証」を使い、そこに記し
た指定医療機関で治療を受けるが、計画停電により指定医療機関が
機能しない場合が起こり得るため、紹介先など別の病院でも受診で
きるようにする。
 また、人工透析患者約30万人は障害者手帳を取得しているケー
スが多いが、「自立支援医療受給者証」に記した指定の医療機関以外
でも受診できるようにする。【野倉恵】
*通知は、厚生労働省ホームページに掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014j8f-img/2r985200000165ko.pdf

------------------------------------------------------------
○ファイザー 希少疾患のオンライン症例相談を開始
 第一弾はGIST
 (ミクスOnline 2011/03/24 05:02)
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/40500/Default.aspx
 ファイザーは2月末から、希少疾患に関して医師からオンライン
で症例相談を受け付ける取り組みを始めた。
 同社の医療従事者向け無料会員制ウェブサイト「PfizerPRO」の
新コンテンツとして「PfizerPRO CaseStudy」を開設。第一弾とし
て希少がんのGIST(消化管間質腫瘍)を対象にした「GIST症例相
談室」のサービスを始めた。
 個別症例の相談を専門医が受け、特に臨床的に参考になる症例
についてはデータベース登録とPfizerPRO会員に対して公開する。
 同社はこのビジネスモデルについて特許出願している。
 同社は今回の新コンテンツについて、「希少疾患に対して適切な
症例相談をできる仕組みと、更にデータベース化することで、多
くの医療関係者で情報の共有と治療の最適化を図ることを目的に
している」と説明している。
 GISTは発症数が10万人あたり2人と非常に希ながん。治療の選
択肢は主に手術で、薬物療法はイマニチブ、スニチニブの2剤に限
られる。今回のGIST症例相談室は病理、放射線、内科、外科の各
分野のGIST治療の専門家の協力を得ており、CTやX線画像ファ
イルなどを含めてオンラインで症例相談できる。相談機能は会員医
師限定、公開症例は会員全員が参照可能。
 同社は、医療用医薬品の情報などをインターネットから入手する
医療従事者が増えているため、MRによる情報提供にあわせてネッ
トでの情報提供を強化する必要があると判断し、PfizerPROを10年
2月から開始した。
 最近ではThe New England Journal of Medicine(NEJM)に掲載
されている全ての論文をフルペーパーで閲覧できるようにするなど、
コンテンツを強化している。


【患者団体からの連絡・情報】
○全国心臓病の子どもを守る会----------------------------------
(事務局通信「ハットはあと」臨時号2011年3月24日付より)
■ 被災地の支部より
<岩手県支部> 会員みなさん無事です!
支部長の菊池さんの奥さんから、お話を聞きました。
役員3人で手分けして会員の安否確認の連絡を入れました。海沿いに
住んでいる方が津波の影響で被害がひどいそうですが、安否は確認で
きたそうです。内陸でも、ガソリンと灯油、食品、水がない状態が深
刻です。「みなさんからの声がとても嬉しい」
会員さんから聞こえてきた話…
○菅生さん(大船渡市)、自宅は無事だったがお店は津波の影響でダメ
になってしまった。
○大船渡市の中学1年生の会員の方は、たまたま病院に行っていて学
校を休んでいたが、同じ学校の同級生は行方がわからない方がいる。
薬がなくなってしまったが病院まで行けずにいた。なんとか緊急車両
に乗せてもらって病院に行くことができた。その後は親戚の家に避難
している。
○菊池さんのお子さんもワーファリンを飲んでいて自転車に乗るのを
やめるように言われていて、ふだんから学校まで30分かけて歩いて
通っている。何度もレントゲンとか受けている身体で、原発の放射能
が心配だが、送り迎えをするにもガソリンがなくてできない。
○岩手医大循環器医療センターに心臓病の患者は集中している。やっ
と病院に行っても2週間分しかもらえなくなってしまった。
○在宅酸素の人、酸素が残りわずかになりヒヤヒヤしたが、なんとか
会社に連絡がとれて助かった。
○学校にいて地震が来て、校庭にジャンパーだけで避難したが、親へ
の連絡がつながらなくてむかえにきてもらえなくて、風邪をひいて喘
息がひどくなってしまい体調がわるくなった。
28日には役員会を開いて、それぞれ聞き取った会員の方の情報を寄せ
合う予定でいます。

<青森県支部>
被災地から青森県の医療機関にかかる場合についての情報
(久保田支部長からのメールと電話)
青森県外からの避難者で心臓病児の診療など受入れ対応につき確認し
ました。
問い合わせた条件
福島、宮城、岩手からの避難者が次々他県に移動を始めていますが、
本県に避難した心臓病児・者の診察、加療にあたって次の事を懸念し
ております。
@ 健康保険証をもっていない(流出、持って逃げられなかった)
A 紹介状がない
B 常用服用している薬が解らない。
このようなケースで果たして受診できるのか? 受け入れてくれる病
院はあるか?
国立病院機構弘前病院佐藤工先生へ確認頂いた結果、下記の医療機関
で対応してくださるとの回答をいただきました。
・青森市→青森市民病院(小児科・市瀬先生)
・弘前市→弘前大学医学部付属病院(小児科・高橋先生)、国立病院
 機構弘前病院(小児科・佐藤先生)
・八戸市→青森労災病院(小児科 金城先生)、八戸市民病院
医師、病院間の交渉など佐藤先生が全面的にバックするということで
した。
※厚生労働省 保険局医療課の3/11事務連絡「被保険者証等の提示
について」において、「氏名、生年月日、被用者保険の被保険者にあ
っては事業所名、国民健康保険及び後期高齢者医療制度の被保険者に
あっては住所を申し立てることにより、受診できる取扱いとするので
その実施及び関係者に対する周知について、遺漏なきを期されたい。」
という指示が出ています。しかし、末端の医療機関まで、こうした連
絡がはたして被災地まで行き届いていないようで、今回は、守る会県
支部が地元の医師に働きかけをして先生が動いてくださいました。ま
た、AやBについては、厚生労働省からは何の指示も出ておらず、受
け入れ医療機関任せです。厚生労働省からは「震災対策」としてたく
さんの連絡文書を出していますが、それだけでは不十分で、今回のよ
うに地元の医師のご尽力により対応できているのが現状のようです。
(本部事務局)

<福島県支部>(茂木支部長から今井理事が電話で聞き取り)
(22日(火)朝10:30頃、福島支部長の茂木さんから電話で被災状況
などを聞きました)
自分の家は福島駅に近く、駅から道路に大きな亀裂が入っています。
4建並んだ家並みのうち、自分のところは一番駅から遠いのですが、
近い家から、赤紙、黄色、黄色となっており、我が家も全壊は免れま
したが、傾いているところもあり、今日、市から建物の使用に関する
診断を受けることになっています。一日だけ、避難所にいましたが、
後は自宅に戻りました。娘(病児)は自分の妹のところにひとまず、
避難させていますが、ストレスを感じているようで、早く自宅に戻れ
る状況になればと思っています。
昨年、福島で総会を開催する時に、これを機会に全国の会員のみなさ
んに、是非、福島の場所を覚えてもらおうね、と話していたのに、ま
さか、こんな形で福島の名前が全国に広がるとは思いませんでした。
地震もさることながら、今、福島で一番問題になっているのは、原発
です。避難勧告されていない地域にも、当然県民は住んでおり、大丈
夫と言われ暮らしているのに、風評により、忌み嫌われている現状が
悲しいです。私たちは毎日、ここで暮らしています、放射線量が問題
になるほどではないのに、他県から物資の輸送程度がどれほどの被ば
くだというのでしょうか。冷静に対応してほしいです。
今は自宅にあるものを食べて生活しています。近所の会員さんと食糧
を持ち寄って、夕食を共にしています。笑い声も出てくるようになり、
少し、ほっとすることもあります。

会員さんから、聞いた話として、
○障害者雇用で採用され、震災等の緊急時にはおぶって逃げてくれる
はずだったのに、みんなが走りだし、自分も走って逃げたが途中で体
力が続かず、避難する同僚とは離れてしまった。
○避難所では、風邪がはやりはじめていて、病児に感染させるのがこ
わくて付き添っていると「過保護」だと言われた。
○テレビでは、避難しながらも元気に遊んでいる子ども、積極的に手
伝う高校生などが写し出されているけれど、じっとして動けない子ど
ももいる。お年寄りや障害者に配慮をと呼びかけていても、そのなか
には内部障害者は含まれていない。そういう病気の子どものことは頭
にない。世間に病気のことが認知されていないんだなと感じる。
○慢性疾患患者が薬をやっともらえても、今まで1か月分もらえたの
が、次の薬の配送が「いつになるかわからない」と2週間分しかもら
えない。薬がない状況なのでそこまで悪くない人も、もらえるうちに
と診察を受け、薬をもらっていることがある。支部の人と話しをして
こんな事態になったら、病気の子が生きてなんていけないよね。過酷
な状況に耐えらないよ。健康な人でも辛いのに。
------------------------------------------------------------

☆各疾病団体の取り組みや情報を、JPA事務局にお送りください。

*------------------------------------------------------------*
◎緊急な場合の連絡は水谷の携帯(090-8501-4281)までお願いします。
なお、メールは随時チェックしています。
JPAホームページ http://www.nanbyo.jp/
震災情報ブログページ http://blog.goo.ne.jp/jpa2011
(こちらに声をお寄せください)

日本難病・疾病団体協議会事務局長 水谷幸司
略称JPA(Japan Patients Association)
〒162-0822東京都新宿区下宮比町2-28
飯田橋ハイタウン610号
電話03-6280-7734 FAX03-6280-7735
http://www.nanbyo.jp/ jpa@ia2.itkeeper.ne.jp
*------------------------------------------------------------*

JPA震災情報(第13報)
2011.03.25
【支援情報】
○内閣府に被災者生活支援特別対策本部事務局を設置(3月20日)
 政府の緊急災害対策本部は、3月20日より内閣府講堂に、被災者
生活支援特別対策本部事務局を設置したと発表しました。
 事務局 代表電話03-3581-4571(直通) FAX 03-3581-6282〜4
 メールアドレス f_bousai001@net.bousai.go.jp

【報道記事から】
○「医療費自己負担「猶予でなく免除を」- 震災受け日医」
( 2011年03月23日 21:06 キャリアブレイン )
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/33215.html
 日本医師会は3月23日の記者会見で、地震の被害で保険診療などの
自己負担分の支払いが難しい被災者については当面、支払いを免除す
べきとの考えを示した。
 これは、厚生労働省が15日以降に出した事務連絡を受けたもの。
 同省は、東北地方太平洋沖地震や、その後の長野県北部の地震によ
って住居が全壊するなどして自己負担分の支払いが難しい被災者につ
いて、当面、支払いを5月末まで猶予するよう都道府県などに事務連
絡している。対象者の要件は、▽住居の全半壊、全半焼▽主な生計維
持者の死亡、行方不明―などのいずれかを申し立てること。
 こうした事務連絡について鈴木邦彦常任理事は、「この対応では不
十分」と指摘し、「猶予」ではなく「免除」で対応すべきと強調した。
このほか、▽行方不明だった生計維持者の行方が明らかになった場合
でも、当面は自己負担金を免除する▽被災地の復興状況を見ながら、
期間を延長する―ことが必要との考えを示した。
 一方、被災者を受け入れた医療機関の入院患者数が医療法上の許可
病床数を超過しても、入院基本料は減算されないなどとする15日付の
事務連絡については、▽被災地から入院患者を受け入れた場合、初回
入院の取り扱いにすべき▽受け入れ患者の90日を超える入院について
入院基本料が逓減されないよう配慮すべき―とした。
 鈴木常任理事によると、これらの主張については既に、厚労省に要
請しているという。
* この件については、全国保険医団体連合会(保団連)が3月17日
に要望書を提出しています。(水)
http://hodanren.doc-net.or.jp/news/unndou-news/110317futan.pdf


その後の東北支部会員の安否について
2011.03.24
みなさま
原発事故による不安がまだまだ続いておりますが、無事におすごしでしょうか。

震災直後から、できうる限りの安否確認を取ってまいりましたが
青森、秋田、山形、宮城、福島の各グループの方々のほぼ全員の無事を確認いたしました。

みなさまのお住まいのところでも、いろいろ大変なことでしょうが
力を合わせてこの難局を乗り切っていきましょう。

竹の子の会 役員一同
JPAから 「東北関東大震災:難病の子ども支援神奈川ネットワーク」ができました
2011.03.23
難病ネットよりのお知らせです。



このたびの大地震・津波の被害に遭われた方々には、こころよりお見舞い申し上げます。

私たち神奈川県小児科学会地方会の小児科医は、この難局に立ち向かう東北・関東の小児科医のみなさま、子どもたちとその御家族に、それぞれの立場から少しでもお手伝いできればと考えております。
私たちは、震災後に難病の子どもたちが治療の中断や、薬剤の枯渇による病気の再燃に困窮しているとの情報に接しました。また、ガソリンのない中、2日、3日がかりで横浜にたどり着き、やっと薬剤の投薬を受け病気を押さえ込むことができた例も経験しました。そこで、神奈川県小児科学会地方会では神奈川県内の高次医療機関をネットワークで繋ぎ、難病の子どもたちを受け入れて治療を継続できる体制を整えました。
ここにお示ししたのは、第一報です。今後、さらに多くの医療機関から受け入れの情報が集まることになっており、第二報、第三報としてお示しできると思います。
まずリストをご覧になり、子どもさんの病気に対応可能と思われる医療機関(担当医)に連絡をとってみて下さい。あるいは、主治医の先生と相談なさって先生から担当医へ連絡をとって戴ければ幸いです。
ようやく18日以降、西日本より石油とガソリンが被災地に運びこまれるとの情報があります。したがって、神奈川までのアクセスは車、バスなどが考えられます。一方、自衛隊、その他の機関にヘリコプターを要請戴いても結構です。神奈川県内の着陸地のヘリポートは使用可能な状態にあります(横浜市立大学附属病院(福浦)の裏にあるヘリポート、市民総合医療センター屋上のヘリポートなど)。
難病の子どもたちが、この難局にあっても治療を継続できるよう、行政の方々、関連機関の方々には格段のご配慮を切にお願いする次第です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

            2011年3月18日
            神奈川県小児科学会地方会
            会長 瀧 正志
            東北関東大震災緊急支援チーム
            高橋 協、石原 淳、森 雅亮
JPAから 東日本大地震【義援金・募金・寄付できるサイトまとめ】
2011.03.23
四国PWS親子の集いのお知らせ
2011.03.22
愛媛大学教育学部特別支援医学 長尾秀夫先生座長による集いが
6月12日(日)松山市野外教育センターで以下の日程で開催されます。

9:00 受付                  研修棟

9:30 集合、自己紹介              
 その後、研修は研修室、運動と遊びは体育館    体育館

10:00 講演                (お茶等)
座長:松山市民病院小児科 重見律子先生
「体重の減量に成功した成人期PWSの1例」
講師:住友別子病院小児科 矢野喜昭先生

座長:愛媛大学医学部看護学科 中村慶子先生
「PWSにおける成人病(特に糖尿病)に対する取り組み」
講師:もみのき病院小児科 岡田泰助先生

11:00 講演
座長:愛媛大学教育学部特別支援医学 長尾秀夫先生
「PWSの最近の話題」 
講師:獨協医科大学越谷病院小児科 永井敏郎先生

12:00〜13:00 昼食:屋外または研修室  

13:00 講演
座長:愛媛県立子ども療育センター小児科 若本裕之先生
「PWSと側弯」 
講師:獨協医科大学越谷病院小児科 村上信行先生

13:30 交流会
講師等を囲んでの懇談会

15:00 解散

*参加費等

「1泊2日コース」

宿泊費、食費、資料代等
一人 大人:4,500円
   子ども:4,000円

「1日 日帰りコース」

お茶、資料代等
一人 大人:500円
   子ども:500円

申し訳ありませんが、ボランティアさん、関係者も同じ金額となります。
なお、参加費等の支払いは当日受付の場でお願いします。



お申し込みはダウンロードし記入の上5月25日までにメールかFAXで長尾先生までお申し込みください。
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