■ 5月24日山手線沿線DAN歩 第8回駒込駅〜大塚駅 案内:北原正史氏
今日はDANの会の山手線沿線を歩くの第8回、駒込から大塚まで約7kmを探訪した。この前半辺りが江戸時代染井と言われ、植木屋が集まっていた、出発の駒込駅の直ぐ横の公園に「染井吉野桜発祥の地」の説明板があり、その繁栄ぶりを窺わせる。
午前に行ったところで一番印象的だったのは、旧古河庭園、大正初期にジョサイア・コンドルの設計で造られた洋館と洋風庭園、そして京都の庭師小川治兵衛の作庭になる日本庭園が残されている。丁度洋風庭園は大輪のバラが真っ盛り、真っ赤な花、真っ白な花、鮮やかな黄色、グラデュエーション的な花など、大きな洋館をバックに映えていた。日本庭園は初めての入園、無闇に大きい灯籠は趣味では無かったが、もみじ葉などの若葉の柔らかい緑が心字池に映え、これまた素晴らしい。平日にもかかわらず賑わう「おばあちゃんの原宿」巣鴨の街中はスルーして、午後は染井霊園、慈眼寺、本妙寺、などの有名人の墓巡り、高村光雲、芥川龍之介、谷崎潤一郎、遠山金四郎、千葉周作など。最後は都電荒川線に西ヶ原から大塚まで乗車して締めくくった。最近「東京さくらトラム」という愛称を公募で選んだという。(栗山) |