■ 10月15日〜16日マイDAN歩「信州上田と別所温泉」 案内:栗山正雄さん
心配した台風も前日に通過して新幹線、高速バス、自家用車に分かれてJR上田駅に集合。
11:30集合組は、徒歩10分の蕎麦屋「刀屋」へ、人気店でいつも行列だそうです。私は、珍しいクルミ蕎麦(近くの東御市はクルミ生産量全国一)を注文、とても美味しかった。
上田高校校門が藩主屋敷門だとは聞いていたが、なんと石垣とお堀に囲まれていた。凄い、日本一格式の高い門の中での高校生活、身が引き締まり勉学に打ち込めただろうと思います。
上田からローカル電車で信州の鎌倉といわれる別所温泉へ到着。早速DAN歩。長野県最古の禅寺「安楽寺」にある「国宝八角三重塔」は、日本に現存する唯一の八角塔で見事な建築物です。
愛染カツラ、北向観音、足湯などをまわり宿泊先の上松屋旅館でゆっくり温泉を満喫しました。
夕食は、舞台付の宴会場を貸切。 旅館の社長が赤い鎧姿で登場、ご挨拶されワインを3本進呈いただき感謝。 栗山さん、浅井さんが上田高校校歌を迫力有る声で歌い、武藤さん、大石さん、栗山夫人が加わり5人での「愛染かつら・旅の夜風」を歌って拍手喝采。 続いて同県人の嶋岡さんが加わり3人で長野県歌を熱唱、長野県人ならだれでも歌えるそうでこれにはビックリ、さすが教育県ですね。そして先日、行ってきたばかりの大島さんの北朝鮮の話にはみんなが驚き、ニュースなどから伝わるのと違う一面も知り興味深い話でした。

翌16日は、上松屋旅館社長が運転するマイクロバスでの観光。栗山さんの説明に加えて社長の説明もあり天気も快晴で気分最高です。
信州最古の木造建築「薬師堂」は、瓦葺の屋根、苔がびっしりの山門など、静かなたたずまいの中で、心穏やかになります。特に上から見た風景がとても素晴らしくしばらく眺めていました。
「塩野神社」からの道を、以前は流鏑馬をやっていたそうですが、一之的は木の間数センチにあり的に当てる困難さがよくわかります。拝殿、本殿とも当時からそのまま残っている未完成の完成塔、なぜかタイムトリップしてその時代にいるように感じる雰囲気でした。
松茸山の「松茸料理づくし」、大きさに驚き、とても美味しい。一生に一度は思いっきり食べてみたい、念願叶いました。(笑)

無言館の窪島誠一郎氏の話はとても考えさせられました。戦争で死んだ画学生の出征前のほとんどの作品は家族を描いたもので、帰ってきてから続きを書くよとの言葉が残した学生も・・・
戦争は二度と起こしてはいけないことを改めて強く感じました。そのことは、どの絵画からも伝わってきました。

牛島足島神社歌舞伎舞台を特別に見学させてくれました。江戸期農村歌舞伎舞台の典型的な姿が残っています。地下へ降りて、廻り舞台、せり上がりがどうやって手動で動くのかも観れ貴重な見学でした。
この2日間は、自然の豊かさと歴史を肌で感じ、驚き、感動し、考えさせられ、美味しい料理に温泉と本当に楽しい想いで残る有意義な旅でした。下見して調査、案内してくれた栗山さん、ありがとうございました。エンジョイDAN!事務局北原