■ 6月28日 千代田線・小田急線 沿線DAN歩 向ヶ丘遊園〜新百合ヶ丘 案内・菅野さん
元気に向ヶ丘遊園駅を出発、最初の訪問先である廣福寺に向う。 門には「稲毛領主菩提寺 稲毛館跡」と書かれた扁額が懸けられていた。広福寺の寺地は、源頼朝の有力御家人の一人であった稲毛三郎重成の館跡ともいわれており、本堂内には木造稲毛重成坐像(桃山時代作)が祀られているほか観音堂の裏には重成の墓といわれている五輪塔が伝えられている。 廣福寺に隣接して、マラソン選手やサッカー選手など足に関わるスポーツ選手が祈願しに来るという天神社がある。「江戸名所図会」には、韋駄天社と記されており、足の速い人の代名詞として使われるようになり、スポーツ選手などからは、足の神様として尊ばれている。その後、枡形山の展望台へ向った。 頂上は広々としており展望台からは丹沢連山が眺望でき、また横濱、新宿の高層ビル群を見ることが出来きた。 暫く素晴らしい眺望を堪能して、川崎市内最大の都市公園である生田緑地に寄った後。春秋苑にたどり着いた。 生田の丘陵地帯に約7万坪の広大な敷地を有する大型高級公園墓地。財政界の著名人や有名人も数多く眠っている。 此処からは多摩区の町並みが一望に見渡せ、素晴らしい景色を暫く眺め、春秋苑を後にして、坂道を下り、百合ヶ丘高校前でバスに乗り、弘法の松で下車。 此処には、 かつて、弘法大師が植えたとされる樹齢数百年を超える黒松の名木があったが、落雷等で現存はしていない。 眺望がよく晴天の日は丹沢や富士山、南アルプスまで一望できる。 この地点は麻生区内で二番目に高いところで、昔は此処から百合ヶ丘駅方面に坂道が続く農道で荷車を引く農民が大変苦労したところでもある。 本日菅野さんが案内してくれたコースは1982年台、麻生区が多摩区の一部であった頃の人々にとっての近場のハイキングコースで、当時は全コースが武蔵野の尾根コースであった、現在は開発が進み全てが宅地に変貌して、当時の面影も残していない。 時代の進展と共に変わり行く、景観の変化を体験でき、面白いウォーキングでした。 菅野さん有難うございました。記金光
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