■ 平成25年1月5日(土) 深川七福神巡り 案内:大島房太郎さん
大江戸線森下駅改札口に25名が集合 天候:薄曇
年末から日本列島には大寒波が襲来、厳しい寒さの下で新年を迎えた。清澄通りを深川明神宮(寿老神)へ向う。 大勢の人が参拝に訪れ大変な賑わいを見せていた。 参拝を済ませ清澄通りから「のらくろ」商店街に入り、江戸川文化センターに着く。 館内には田河水泡の「のらくろ」画が展示されていて、若きころ夢中で読んだ者にとっては懐かしかった。その後、川沿いの道を隅田川方面に向かい深川稲荷神社(布袋尊)に着く。此処でも大勢の人々が参拝に訪れ、道にはみ出すほどの行列が出来ていた。 参拝を済ませ隅田川方面に歩き始めると向こう側から四人のお相撲さんが浴衣姿で歩いてきた。 すれ違い際に「寒くないですか」と声をかけると「さむくないす」と返事が返ってきた。 そばで直に観ると大きいのにはビックリした。 この通りには大嶽部屋、北の湖部屋、尾車部屋、錣山部屋と多くの相撲部屋があり、外国人の一行が相撲部屋の前でお相撲さんと撮影していると所に出くわした、声をかけて写真撮影をお願いしたところ気持ちよくOKして頂いたので全員で記念写真をとった。 大島氏から相撲組織、力士の給料等々の説明があり、よく調べたなと感心しながら聞いていた。毘沙門天の竜光寺へ向う。 この寺は光雲寺の塔頭の一つであったようで、境内には江東区有形文化財である3.5メートルの石造五輪の塔がる。 毘沙門天は財宝や福徳を与える神様としてお奉りされ、特に、戦勝を祈願する神として武士階級の人々の信仰を集めたようです。
次の大黒天へ向う途中で間宮林蔵の墓に立ち寄った。 間宮海峡の発見者として世界的に有名な人物です。次の大黒天は一般には米俵に乗り福袋と打出の小槌を持った微笑の長者形で表され、食物・財福を司る神である。 参拝後、蕎匠で昼食をとり、少し歩くと小さな祠があり、芭蕉の銅像が鎮座していた。 何人かが脇に座り記念写真と採っていた。 川に沿った芭蕉俳句の散歩道には芭蕉の代表的な俳句の書かれた札が18本置かれていた。 清澄通りを更に進み,心行寺(福禄祷)をお参りし、弁財天を祭る冬木弁天堂に着く。 冬木弁天堂は、木場の材木豪商、冬木弥平次の屋敷内に安置されていたそうで、 現在は狭くなってしまっている。 恵比寿神は富岡八幡宮の片隅に安置されていていたが、この時期に大勢の人々が列を成して参拝していた。 今回の七福神めぐりは盛りたくさんで色々と面白い話が聞けて大変面白かった。 大島さん、よく調べ、丁寧な説明をしていただき本当に有難うございました。 
記 金光