■ 3月13日(水) 千代田線・小田急線 沿線DAN歩 第2回 明治神宮〜代々木上原 案内:木全幸生さん
今日は春一番、風の強い朝を迎えた。 28名が早神宮橋を渡り大きな鳥居をくぐり子砂で敷き占められた参道にはいった。両側は鬱蒼と茂る林に囲まれ、強風のあおりを受け葉鳴りの音が耳に響き、話し声がまったく聞こえない。 神宮御苑は加藤家・井伊家の下屋敷跡地、昭憲皇太后が好んで行啓されたそうで、2万5千坪の庭園内は色濃く武蔵野の面影を残す名庭園で6月に咲き競う花菖蒲は誠に趣があり多くの人々の心を癒してくれる。 御苑内に入ると、直ぐ右側に昭憲皇太后のために建てられたと云うこじんまりとした木造の隔雲亭がひっそり建っていた。 よく手入れされた御苑の小道を、砂利を踏みしめながら歩くと南池に突き当たった所に皇太后が時に折、釣りを楽しまれた御釣台ある。 そこから8千平方メートルもある広大な南池の眺めを楽しんだ。 菖蒲園を抜けて暫く行くと加藤清正が掘ったと伝えられる井戸がある、 そこからは今の精零な水が沸き出でていた。 そこで手をすすぎ、北門から御苑をで、本殿へ向かい、礼拝をすませ、寶物殿の前の広場で久しぶりに体操をした。 小休止してから至誠館のまえを通り国立オリンピック記念青少年総合センターの前にでた。 カルチャー棟の脇を通り抜け暫く歩と線路脇の小道に出た、直ぐ脇に「春の小川の記念碑」と看板が目にはいった。 近くに住んでいた高野辰之がこのほとりを散策してこの「春の小川」を作詞したそうである。 線路脇の狭い道を歩き踏み切りを亘り、天台宗福宗寺と書かれた石柱の脇の狭い坂道を登り、福宗寺内を素通りして代々木八幡宮の門前に出た。 源頼家ゆかりの由緒ある神社で、境内には4千5百年前の石器時代の住居跡があった。 お参りを済ませ井の頭通りを代々木上原方面に向って歩くと左側に古賀正男音楽博物館がる。 大衆音楽の博物館であり、日本歌謡に関する資料が数多く展示されていた。 この後、イスラム教徒の教会である東京ジャーミーを訪問した。 アラビア様式の装飾が施された教会の内部には光を受けて色鮮やかに輝くステンドグラスがひときわ美しさを引き立たせていた。 教会の人からトルコに纏わる色々な話が聞けて、又礼拝するイスラム信者の姿も見学でき、大変有意義な一時を過ごせた。
本日は大変面白いDAN歩でしたね。 木全さん有難うございました。記 金光 |