■ 11月14日利根川第1回のご報告
今日はDANの会東京の川シリーズの新バージョン「利根川水系」の第一回、本当は5月に予定されていたものだった。今回はJR亀有駅から綾瀬駅まで、何とここに昔利根川が流れていたという。利根川の本流が変わるなかで、古隅田川となり、排水路となり、終に今は埋め立てられている。いずれにしてもこのあたり一帯、多くの河川の流れが集中する東京低地は近世以来河川の流れの変更、付け替えが頻繁で、歴史を追うのは大変なようだ。でもなぜ消えた川に注目するのか、実は古隅田川の跡がそのまま今も足立区と葛飾区の区界になっているのだ。区界は普通の道になっているが、実に曲がりくねっている。ただ歩くと、見事に左側の住所表示は葛飾区、亀有など、右側が足立区、中川、東和など。歩くだけでは何にも面白くないが、ここに川が流れていたと想像しながら歩くのは結構面白い。なお足立区側が葛飾区側より一般に低くなっている。川の水が溜まりやすく耕地にならなかったようだ。ただ、川が細り、逆に利根川上流からの用水(葛西用水)を通すことで、新田開発が可能になったという。今日も歩きながらいろいろなことを教えてもらった。(栗山)

S先生の「東京の川をゆく」シリーズの本年度第1回は、「古隅田川(かつての利根川下流部の主流)をめぐる」をテーマに、亀有駅からスタートし、綾瀬駅までの道筋(かつての古隅田川筋)を歩いた(約1万2千歩)。かつての利根川本流が、細流となり、農業用排水路となり、現在は大半が埋め立てられたが、この川を挟んで武蔵國と下総國の境となり、現在も足立区と葛飾区を見事に分けていることに歴史の脈々としたつながりを感じた。もともと5月の予定が本日まで延期となっていたもので、開催できて良かった❣️これから3月まであと4回(毎月1回)あるので、楽しみだ❗️(林)
エンジョイDAN!