■ 5月17日(金) 五郎さんとDAN歩 『バラ】 案内:小林五郎さん
晴天の中、駅から近い二ケ領せせらぎ館に向う。 多摩川沿道を渡り、土手をあがると著とした広場が在る。 そこで米長さんの指導で柔軟体操をする。 そのあとせせらぎ館に入り床に印刷されてた地図を見ながら、位置を確認したり、行程の確認をしたり、楽しく談笑。 館内を見学したあと、土手をおり民家脇を通って二ケ領用水の流れる遊歩道に入る。
二ヶ領用水は、多摩川などを水源とし、川崎市多摩区(上河原堰・宿河原堰)から川崎市幸区までを流れる、全長約32kmの神奈川県下で最も古い人工用水路である。関ヶ原の戦いの3年前に測量が始まり、14年の歳月をかけて完成。農業用水として多摩川から水を引いて造られ、かつては近隣の農業を支えたが、時が流れて現在の沿川は宅地化が進み、工業用水などに用いられるとともに、近年の自然環境見直しで、水辺の散策道として整備された。 近隣住民の憩いの場として今は親しまれている。 現在は等々力の下水高度処理施設より高度処理水が送られ、二ヶ領用水の流れに合流して小川を形成している。 登戸から宿河原までの遊歩道の両岸には、昭和33年に400本ものサクラが植えられ、今は、たわわに枝を伸ばしサクラのトンネルが形成されている。トンネルの隙間から入り込む光が水面に反射してキラキラと輝き、なんとも美しい。 遊歩道はコンクリートで整備され歩きやすい。 ところどころで歩道が切られて、飛び石が置かれたりして、歩道に変化がつけられていて、楽しい。 「なかばし」のたもとの一角に囲いがしてあり中に「八幡下圦(いり)樋(ひ)」と書かれた石碑があった。 よこにある説明によると二ヶ領用水の水を堰き止め調整するために作られたが、後年これが堰となって近隣に洪水を起こす為、取り壊したとあった。 ここから反対側に渡り小道に入り川崎市緑化センターにはいる。 ベンチの脇で一人の老人が大変上手にギターを弾いていた。 音楽を聴きながら美味しく昼食をとった。 センター内を歩き、宿之島橋を渡り、川崎街道に入って藤子ミュジアムの前を通り向丘遊園の「バラ苑」に向った。 遊園は廃園になったが遊園内にあった「ばら苑」は川崎市が生田緑地の一部として管理を継承し、ボランティアがバラの手入れなどを行い、春と秋の開花時季には一般公開を行っている。昨日から開園したそうで、一番美しい一番花がみられる。 平日なのに既に多くの人々がバラの観賞に訪れていた。 今までただ単純に奇麗だなと見ていただけだったが、今回、米長さんの説明でバラの種類やそのバラの生い立ち等々細かく説明され、又違った面からバラの観賞が出来、大変楽しく、また勉強にもなった。 
バラ苑をでて、直ぐ調整地の金網がある脇の草の生い茂るわき道に入り込んだ。 本日やっと五郎さんらしい狭い坂道だ。 落ち葉で覆われた狭い小道は少し湿り気をおびていて、滑りやすい。途中のチョットした広い場所で合唱。 その後米さんの落語話を聞く。落ちが聞いていて面白かった。その後湿り気のある狭い下り坂を、気をつけて一歩一歩足を運び下きり、左折して歩道に出ると直ぐ左側に安立寺がある。 そこみは御法川家(みのもんた)の墓があった。 ここから向丘遊園駅まで歩き散会。 有志で近くの中華料理屋で反省会。 いい気分になって帰路に.ついた。 五郎さん有難う。       記 金光