■ 11月20日(火)五郎さんとDAN歩「ダイコンロード」 案内:小林五郎
元気良く三崎口をスタート、駅前を右に曲がり国道を少し直進し、左折してダイコン畑に入る。 一面青々とした葉を生い茂げらせたダイコン畑が眼前に広がり、前方には丹沢連峰を従えた富士山が、三浦湾の中に浮かぶように立ち、光に反射してきらきらと輝く海面と雪を掃いた山肌の白との色の交わりがなんとも奇麗だ。 都会では味わえない風景に出くわした。 空気は澄み渡り、少々冷たい風がほほなぜて通り過ぎ、なんとも気持ちがいい。 ダイコン畑の真ん中に直ぐに伸びた道を気持ちよく歩き、途切れたところから笹の密集した丘に出た、細い道がつけられていて、笹生を掻き分けながら進むと開けた広場に出た。 眼下の岩礁に波が砕け散り白波が飛び散る風景が目に入り込んできた。 此処が黒崎の鼻と言われるところで、良く映画の撮影に使われる場所でもある。 此処で風景を堪能して、下の岩場に降りる。 子どもに帰ったような気分になって、岩場を楽しみながら歩き、砂浜に出る。 ここを暫く砂に足をとられながらよたよた歩き、漸く丘に上がると、諏訪神社が目の前に現れた。
神社の前を通る道を直進すると、視界が開けて左側に青々とした葉を広げたキャベツ畑が出てきた。 キャベツ畑の景色を眺めながら暫く進み、小網代の森に突き当たった。自然の里山の風情を残した緑地で、人の手がまだ入っていないそうで、五郎さんの話ではこれから公園として整備されるそうだ。 枯れ草の上をかさかさと音を立てて進む。 折り重なる木々の枝の間から差し込む光が縞模様をかたち作り、自然の美の演出をしてくれる。 時折鳥の鳴き声が耳に届き、心を癒してくれる。 山の尾根道を歩いているような錯覚を覚える。 小網代の森を一周して、五郎さん命名の夕日の丘を目指す。 そこからは眼下一面ダイコン畑が広がり、海面に沈む赤く輝く太陽を拝めるそうである。ここから三崎口まで戻り、近くの行きつけのラーメン屋で談笑。 ウォーキング後のビールで乾杯し解散となった。 本日は本当に楽しい一日でした。 五郎さん有難う。記 金光 |