■ 11月9日(水) 第14回田園都市線・半蔵門線 沿線DAN歩 三越前駅〜住吉駅 案内:北原正史
三越前駅に19名が集合。階段を上がったところにある日本橋魚河岸記念碑へ。江戸時代から関東大震災まで日本橋北詰から江戸橋まであった魚河岸は江戸時代の絵をみるといかに賑わっていたかがよくわかります。 江戸幕府が江戸の中心としようとして作った町、日本橋は「朝昼晩三千両のおち処」と言われて朝は魚河岸、昼は人形町の歌舞伎街、夜は吉原で武家も町人も江戸見物人も集まってきたところです。 日本橋について、装飾、晒し場、高札場、道路元票などを説明後、三越地下コンコースにある文化2年(1805年)の今川橋から日本橋までの大通りの絵巻「熈代勝覧」を見てみんな驚きです。江戸時代の町人文化が克明に描かれており説明もあるので当時の様子がよくわかります。見た事がない方は是非ご覧ください。この辺りは浮世絵の多い所で、湯浅さんから詳しく説明がありタイムスリップして江戸時代に居るように感じました。 「三浦按針屋敷跡」から掘留にある江戸三森神社のひとつである「椙森神社」へ。江戸三富の一つとしても有名で当たりくじ冨興行で庶民の信仰を集め冨塚があります。宝くじ発祥の地ともいわれています。皆、ジャンjンボ宝くじが当たりますように願いました(笑) 
江戸時代にあった歌舞伎街の浮世絵説明後、玄冶店、元吉原地区をまわり人形町へ。昼食後、隅田川大橋でNHKやTBSテレビでも放映され話題となった浮世絵師歌川国芳が描いた「東都三ツ俣の図」を湯浅さんが説明、驚きです。スカイツリーが江戸時代に予言されていたとも思える浮世絵ですね。法乗院にある日本最大の閻魔大王座像を見て深川江戸歴史館へ。ボランティアガイドの方の説明を聞き江戸時代の庶民の生活ぶりがよくわかりました。その後、小名木川沿いを歩き、新扇橋へ。DANの会で以前、船で行った扇橋閘門を今回は橋の上から見てあの時の貴重な体験を思い出しました。小名木川橋では湯浅さんから五本松などの説明で住吉駅解散。皆さんお疲れさまでした。湯浅さんありがとうございました。北原記