■ 3月14日(水) 京王線・三田線沿線DAN歩 第2回 分倍河原〜多摩霊園 案内:北原
22名が参加、くもりのち晴れ。
府中は武蔵国の国府、鎌倉末期の合戦の地、江戸府中宿の3つの時代に歴史の表舞台にあがりました。 分倍河原駅前に新田義貞公之像があり、彼が鎌倉140年の歴史を終わらせました。幕府軍と数回の戦いがあり、中でも1333年5月15日、16日の分倍河原合戦は語り継がれています。弁慶硯の井、足利尊氏が開基の寺「高安寺」の後、旧甲州街道と府中街道の交差点に今も現存する高札場。この辺は江戸時代に府中宿のあったところです。またここには「くらやみ祭」の5月5日8基の神輿が渡御される御旅所があります。 源頼義、頼家父子が奥州平定の祈願勝利のお礼に1000本のケヤキの苗を寄進したことに始まる馬場大門ケアキ並木には今も樹齢400年のケアキが残っています。昨年創立1900年だった大国魂神社では特別に宝物殿を開けて説明してくれました。8基の神輿、太鼓が展示されており、その大きさに驚きです。家康着用の陣羽織や徳川家朱印状に家康の花押(サイン)もあり家康は達筆だったですね。 神社を出てすぐ横にある武蔵国府跡を見てイタリアレストラン「モナムール」で昼食。 午後は、武蔵国府八幡宮、府中市民が一番行きたい所、ブリジストンの迎賓館「鳩林荘」の前を通り、JRA東京競馬場へ。広いレース場を眼下に木全さんが競馬解説、競馬博物館では、大島さんと古宇田さんがG1レース体験に挑戦、二人とも見事優勝!(笑) その後、神馬と神職の人々が身を清める瀧神社を見て、筏道を歩き映画「羅生門」のモデルとなった立派な山門がある東郷寺へ。ここに府中名木100選の巨木「しだれ桜」があり開花したら見事です。多摩霊園駅で解散。その後、希望者で多摩霊園へ寄り、山本五十六、東郷平八郎、北原白秋、三島由紀夫、与謝野晶子、岡本太郎の墓をお参りしてきました。 府中は歴史的に面白い所で史跡もたくさんあります。参加できなかった方も一度歩かれてはと思います。皆さんお疲れさまでした。 |