■ □4月13日 東急4沿線DAN歩 第5回旗の台駅〜不動前駅 案内:金光秀尚氏
今日は東急沿線を歩く会の第5回目、池上線と大井町線が交わる旗の台駅を起点にほぼ中原街道に沿って北上した。中原街道は東海道の裏街道として昔から使われてきたせいか、関連した供養塔や社寺等が比較的しっかり残されていた。また旗の台駅から延びる商店街の真正面に威容を誇る昭和大学や、薬学界に存在感のある星薬科大、伝統ある進学校攻玉社など特色豊かな学校も集まっている。社寺も堂々としたものが多かったが、摩耶寺では住職から寺史をお聞きすることができた。碑文谷にあった日蓮宗不受不施派の寺が弾圧で改宗せざるを得なくなった時当地に造られたという。この寺が別当寺だった小山八幡神社は見晴らしの良い高台にあった源氏ゆかりの神社だ。終着点不動前駅に近い氷川神社も高台にあった。私自身はこの先の五反田で2年間勤務したが、今回は学校を除けば初めての所ばかりで、イメージが一新された。
サクラの並木もあったが、既に葉桜。摩耶寺ではモクレンが盛りだった。
薬科大の薬草園は色々な薬草等が植えてあり興味深かった、この季節に目につくハナダイコン(オオアラセイトウ)は昭和4年、当時の校長が中国から持ち帰りそれが日本中に普及したものだという(栗山)