■ 4月13日(金) 京王線・三田線 沿線DAN歩 第4回 高尾 案内:金光さん
高尾駅は浅川駅と当初は言われていたそうですが、1961年に高尾駅と改名された。 駅舎は大正天皇が語崩御されたときに新宿御苑に作られた大葬用停車場をそのまま移送したもので全国でも珍しい木造の駅舎です。 高尾には天狗に纏わる民話たくさん残されており、その関係で駅のシンボルとして「天狗の面」が飾られている。北条氏照が再建したと言われる熊野神社へ。 ここの祠に奉納された杓文字で飯を盛ると風邪が治ったとの言い伝えがあるそうで大正の初期までは多くの人が訪れたそうである。 神社の正面を甲州街道が走っており、高尾駅から4km亘って両側にイチョウの大木が並び、秋には見事な景観を見せてくれるそうである。 この通りを200mほど歩くと南浅川橋にたどり着く。 この橋は大正天皇がここ多摩御陵墓地に埋葬されるときに木造の橋を石橋に造り変えたそうで、豪壮なつくりである。 南浅川の両岸にはソメイヨシノが満開の花を枝もたわわにして咲き乱れ、この橋を一段と豪華に飾り立てていた。 川岸に下りると、そこは綾南公園である。公園の御陵墓地に通じる参道は満開のサクラの美しいトンネルになって、我々を迎えてくれた。多摩御陵墓地に向う。 そこには提唱天王、貞明皇后と昭和天皇と香淳皇后埋葬されている。 墓地に通じる参道には高尾山から移植されたというキタヤマスギが130本が植えられており、尊厳な雰囲気をかもし出していた。 お参りして多摩森林科学園へ向かい、そこで昼食をとった。 ここは40haの広さを持ち、さくらの種類も日本一で200種以上のサクラの木が1,500本以上植えられ、早咲き、遅咲き、二度咲きさくらがあり、5月ゴールデンウイークまでさくらを楽しめるそうである。 サクラには全て名前がつけられており、その数の多さに驚かされた。
今回は遅咲きのフケンゾウ、サトザクラなどはまだつぼみ状態であったが、ソメイヨシノやエドヒガン、オオシマサクラ等々は満開で美しい花を咲かせていた。 さくらの植わる道は尾根道みたいで楽しかったですね。 今回はサクラを満喫する事が出来たDAN歩でしたね。 皆さんご苦労様でした。記 金光