■ 12月13日(火)第63回五郎さんとDAN歩「鎌倉の紅葉」案内:小林五郎さん
雲一つ無い晴天、絶好のウォーキング日よりだ。 港南台駅をスタートし、直ぐに富士山がよく見える見晴らしの良い場所に案内された。 好天のお陰で雪に覆われた真白な富士山が右側に三峰山、左側に金時山を従えたようにさん然と聳え立って見えた。 此処をでて、細い農道を少し進むと、羊歯に覆われた崖が見えてきた、そこには154万年前の大型二枚貝の密集層があり、よく見ると貝の空のようなものが無数羊歯の下から眺められた。 脇に学術研究調査中と看板が出ていた。 此処から池の下広場まで1.8kmを瀬川沢小川アメニティと呼び、ホタル観察コースになっている。 この小川は“やとのかわ”の形態を保ち、市内の有数な“ホタル”生息の地として知られ、6月初旬に「げんじホタル」6月中旬に「へいけホタル」の乱舞が観賞できるそうである。 自然の形態を保つ、ここ瀬上の森は谷戸田と呼ばれ「生き物の賑わい」が見られて所で、今でもボランティアの方々の努力で水源の復元を図り、生き物の賑わいを取り戻す努力をしているそうである。
池の下広場を過ぎ池之上休憩所の標識にしたがって右折し急な階段を登り、瀬上池に出る。 尾根道から池に向って枝を伸ばした木々の葉が紅葉し、太陽の日を受けて赤々と燃えるように輝き、池に反射して何とも美しい模様を描いていた。 都会では見ることが出来ない景色だ。 木々に囲まれた尾根道を、枯れ草を踏みしめながら歩き梅沢山休憩所を過ぎ、コナラの道に入る。 途中高さ25mになる巨大なエノキがあり、その根が板状になって地上に出ていて、吃驚した。 板根と呼ぶようで、標識によると南方系の木には良く見られるが日本では珍しいとあった。 天円にやっとたどり着き、名物のおでんうどんを注文、空きっ腹で食べるおでんは天下一品大満足でした。 疲れた足を休め、紅葉谷へ向う。 此処は名のとおり紅葉するもみじの赤色とイチョウの黄色とが混じりあい、太陽の光を受けて輝く色合いが素晴らしく美しい所で、時期になると大勢の人が見物に来る。 イチョウは既に葉を落としていたが、幸いにもみじの葉しっかりと紅葉して、太陽の光を受けて赤々と輝いて我々を迎えてくれた。 今日は平日でもあり、ゆっくりと紅葉を鑑賞できた。その下で五郎さんのオカリナ演奏を聞き、皆で合唱し、谷を下り鶴岡八幡宮に立ち寄り、台風で倒れた巨大イチョウの木を見学して、和民で反省会、盛り上がり解散した。 楽しい一日でした。 五郎さん有難う。  金光 記