■ 6月28日山手線沿線DAN歩 第10回目白駅周辺 案内:金光秀尚氏
今日は山手線沿線DAN歩第10回、目白駅を出発、目白通りを椿山荘まで歩いた。学習院、日本女子大、細川庭園、芭蕉庵と文化の匂いが一杯で、それを打ち消すようなものの存在しない高文化地区ともいうべきような一帯だ。今回は珍しくお寺や墓所には行かなかったが、椿山荘前の東京カテドラル聖マリア大聖堂は初めて敷地に足を踏み入れたが、建築としても素晴らしかった。皆さんこの教会に纏わる経験を話されていたが、それだけ強烈な印象が残る教会ということだろう。この地区が活き活き感じるのは、「田中角栄」邸があり、日本女子大はこの前ヒットした朝ドラ主人公のモデル広岡あさ子が造ったようなものだし、細川邸跡の和敬塾を造った前川喜作は、先頃話題になっている文部省前事務次官の祖父でもあることなどであろうか。学習院は学食で過ごした時間が長く、キャンパスはそれ程みていないが、戦前の院長乃木希典の足跡が乃木館として残っていたり、私の郷里上田近くの出身である元大学長児玉幸多の展示会案内の写真入りポスターが印象に残った。なお、目白駅西側に尾張徳川家が屋敷跡7千坪に造ったという徳川ビレッジの住宅地は外人用大邸宅が30近くも並び独特の雰囲気を醸し出していて、驚異的だった。(栗山)
「新江戸川公園」から平成29年3月18日に「肥後細川庭園」に名称変更されたが、細川家の学問所であった松聲閣から庭園を見た景色は素晴らしかった。私は、熊本生まれではあるが、肥後六花は知らなかった。またゆっくり来たい庭園だった。 金光さん、よく調べての詳しい説明、ありがとうございました。(北原) |