■ □3月30日 東急4沿線DAN歩第4回洗足池駅〜長原駅 案内:田口和宏氏
今日は今年の沿線DAN歩第4回として洗足池を訪ねた。案内は田口さん、関連浮世絵の説明は湯浅さん。湯浅さんによれば東急創設の五島慶太が田園調布より前に高級住宅地の開発を行ったのがこの当たりだという。更に長野県出身の湯浅さんは、五島も長野県出身と紹介したが、更に細かく言えば、今真田丸でスポットの当たっている上田の隣り青木村の出身で、上田高校の前身ともなる中学を卒業している。さて、洗足池は人工池でなく湧水池で、昔は千束池だったという。日蓮が立ち寄り足を洗ったことから洗足池となったらしい。湖畔に袈裟懸けの松という史跡があった。歴史の舞台としては勝海舟の別邸が近くにあったとのことで、勝自身が選んだ墓所があった。知らなかった。隣りには西郷隆盛の留魂碑があった。実は洗足池散策にこの日を選んだのは桜の満開を期待してのことであったが、沢山の桜がある湖畔の桜山も池の水が流れる「洗足流れ」も未だ3〜5分咲きで少し残念。ただ道沿いにスミレや蒲公英の花が観られ、春を十分に感じた。(栗山)