■ 10月20日(土)「青山MBA特別フォーラム」活動報告
10月20日(土)に開催されました国際マネジメント研究科主催の
「青山MBA特別フォーラム」についてご報告いたします。

ビジネススクールで何を学ぶか?”をテーマに、アイビーホール
青学会館(3階ナルドの間)で開催されました。

フォーラムは基調講演とパネル・ディスカッションとの二部構成で
進行されました。定員150名の事前予約に対し、定員を超える数の問
い合わせがあったことからも、ビジネススクールやMBAに対する、世
間の関心の高さを知ることができました。

フォーラムは、国際マネジメント研究科長高橋文郎教授の挨拶で開会。
第1部の基調講演には、国際マネジメント研究科の飯塚敏晃教授と、
株式会社エイテッククマヒラ代表取締役の熊平美香氏が登場しました。

飯塚教授は
「日本のビジネススクール、アメリカのビジネススクール」のテーマ
で講演。
日米両方のビジネススクールで教鞭を執られた経験から、日本とアメ
リカにおけるビジネススクールの現状や在り方を比較し、それぞれの
メリット・デメリットを分かりやすく説明されました。
そのうえで、青学の国際マネジメント研究科が、MBAの本場アメリカ
と比べても遜色のない学びの環境を提供していることを力強く宣言し
、講演を締めくくられました。

熊平氏は、各種企業へのコンサルティング業務を中心に展開されてお
り「ビジネススクールはキャリア形成にどのように役立つか?」をテ
ーマに、自身の体験談を披露されました。
金庫の製造メーカーで知られるクマヒラを家業に持つ環境に生まれ、
実際社員として入社しながらも、業界の将来に不安を抱き、自ら
経営」を学びたいとハーバード大学のビジネススクール行きを決意さ
れた経緯や、その経験から得たことが現在も大きな力となっているこ
となど、興味深い話を伝えていただきました。


第2部のパネル・ディスカッションには、国際マネジメント研究科の
松浦祥子教授司会のもと、4名の同研究科MBAコース修了生がパネリス
トとして登場。
MBAを取得することの意義、仕事と学問の両立の苦労など、それぞれ
の経験から得た貴重な意見が、活発に交換されました。
また会場からの質問にも回答するなど、ビジネススクールやMBAの現
状について知りたいと会場に集まった方々にとって、有意義なイベン
トとなったはずです。